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地星社のブログ

社会をよりよくする活動を行っている人や組織を支援する宮城の非営利組織、地星社のブログです。

ひきこもり調査をしてみての影響

NPOと社会調査

 地星社が実施したひきこもり調査の結果が、ダイヤモンドオンラインの記事で取り上げられました。私のコメントも出ています。

diamond.jp

 この調査は、NPO法人Switch(仙台市)が事業主体として行った岩沼市の若者の就労支援プログラムの一環として行われたものです。岩沼市の民生委員を対象にアンケート調査を実施し、担当地区にひきこもり者の存在を把握しているかどうかを訊ねました。回答したのは73名中30名で回答率は約4割、ひきこもり者の存在を把握していたのは11名。1人で複数のひきこもり者を把握していた方もいたので、今回の調査で把握できたひきこもり者は16名でした。

 このように限られたデータでしたので、さまざまなことが明るみに出たり、いろいろわかったわけではありません。それでも、調査結果を民生委員の定例会や市の生活困窮者自立支援事業の会議で報告させていただたり、こうしてメディアに取り上げられたりすることによって、関係機関の方々にこの問題について関心を持ってもらうことができました。

 社会調査は、結果によって何かが明らかになることが大事ですが、調査のプロセスや調査をしたこと自体が持つ周囲や社会への影響も無視できません。NPOとしては、調査を行うこと自体が生む価値や影響力も、上手にデザインしていきたいところです。(布田)